製品カテゴリー 一覧
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タービンロータ旋盤・ロール旋盤
2条ベッド旋盤・複合旋盤
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ロール研削盤・クランクシャフト研削盤
ワークトラバースロール研削盤
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スカイビングマシン・歯車形削り盤
大型ホブ盤・ウォーム研削盤
「必要な機能をオーダーメイドで」
唐津プレシジョンが製造する工作機械は、お客様の要望に応じた仕様で受注生産しています。オーダーメイドのものづくりは、大手メーカーとは一線を画します。
お客様との打ち合わせにより必要なスペックを確認し、設計から対応。
ワークの形状・据付スペース・操作性等のユーザー毎に異なる様々なニーズに応えます。
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「きさげ」
機械加工では実現し難い平面度を、手作業で実現します。「きさげ」とは「スクレーパー」というノミ状の工具で金属の表面を削り、スライドする部品等高い平面度が必要な部分の平面出しを行う作業です。「きさげ」を施した面に塗料を塗り、基準となる平面(すり合わせ治具)とこすり合わせると、高くなっている部分の塗料が剥がれます。ここを再度「きさげ」を行うことを繰り返し、平面を出していきます。
「きさげ」を施すことにより、偏った摩耗による悪影響が出ることを防ぎ、長期間安定した高精度加工を実現する工作機械が生まれます。
「現合」(現物合わせ)
ベアリングをはめ込む部品など重要なパーツは、部品同士を組み合わせ、測定と加工を繰り返しながら加工します。手間暇をかけ、最適な嵌めあいに仕上げられたパーツは、長期間の安定稼働を実現します。
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「測定」
唐津プレシジョン製の歯車加工機は、産業用ロボットの関節部に内蔵される、減速機用の精密歯車の加工にも利用されています。この歯車は高精度加工が要求されるパーツです。加工された精密歯車の精度を保証するためには、信頼される測定機が必要です。弊社では、歯車測定機の国際標準である、クリンゲルンベルグ社(ドイツ)のP40型を設備し、測定についても世界中のユーザーに信頼される品質を提供しています。
「歯車の角丸め」
大型旋盤の主軸(ヘッドストック)とは、モーターの動力を工作物を掴み回転する「面板」へ伝達する機構を有するギヤボックス状のパーツです。主軸の内部では「面板」の回転速度やトルクをコントロールするためにギヤチェンジが行われます。歯車の角が滑らかでないと、ギヤチェンジがスムースにいかず、故障の要因となります。唐津プレシジョンでは、ギヤチェンジの際に接触する歯車の角を丸める加工を行います。この手間とこだわりが、「KARATS」の大型旋盤の安定稼働・高精度加工を支えています。従来は、全てサンダーやヤスリによる手作業で角丸め作業を行っていました。現在、垂直多関節ロボットでの作業へ順次移行しております。
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